スパイススークとゴールドスークで、ドバイの伝統的な街を体験

スパイスとゴールド　Dubai Report14

スパイスを物色できる、伝統的なスーク

クリークの渡し船、アブラを降りて道を渡ると、すぐスパイス・スークがあります。

▲スパイススークの入口

▲様々なスパイス

店先には様々なスパイスが積まれ、その他の雑貨店が軒を連ねており、古いアラブの街並みを感じられる地域です。

▲様々な雑貨

でも、実はアラブ人はこのあたりにはおらず、店をやっているのはイラン人やインド人です。

あまりごみごみしておらず明るい雰囲気なので、日中は路地裏でも気軽に歩けます。歩けばまわりから声をかけてきますし、価格交渉もできるので、興味のある人は何か物色してみてもいいかもしれません。

きらびやかな、ゴールド・スーク

少し歩けばゴールド・スークです。店のショーケースには、きらびやかな装飾品が並び、価格は日本と変わらないそうですが、値下げ交渉も可能なようです。

▲ゴールドスークの入口

交渉相手はたいていインド人となりますが、欲しい人は挑戦してみてもいいかもしれません。

▲アーケードの中

▲金の装飾品

▲宝石、アクセサリーなども豊富

金の品質は政府によって保証されているため、まがいものを売るような市場ではないようです。

ただし、それなりにお値段の方もします。本当に買う方は、時間をかけて交渉するつもりで臨むのがいいでしょうね。

◆ドバイの人口構成
ドバイの人口は約200万人ですが、その90%は外国人で、アラブ人は10%ほどしかいません。多いのはインド人で、全体の40%を占めるため、「最も美しいインド人の街」と言われることがあるようです。

その他パキスタン、スリランカなど、南アジア各地などから人が働きに集まり、非常に国際色豊かな人口構成となっています。そんなわけで外国人が多いのですが、皆仕事を持っていて失業者がほとんどいないので、治安は非常にいいそうです。アラブの国ではありますが、街中でアラビア語は通じず英語が基本となります。

スークを出ると場所が開け、こうしたローカルな店もあります。