SMCCUセンターでアラブの食事を|エミレーツ航空の格安航空券専門サイト
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SMCCUセンター
Dubai Report15
SMCCU(文化センター)でアラブの伝統的な食事を
視察の予定に「カルチャーランチ」とあったので、単純にアラブの食事を食べるものと思っていたら、アラブの文化を理解してもらうためにつくられた施設での昼食でした。
▲SMCCUセンター
入って見ると中は広く、赤い絨毯が敷かれたいにも中東風の食卓(でいいのかな)が用意されていました。
▲赤い絨毯の食卓
思わず歓声を上げていると、白いカンドゥーラを来た男性が登場しました。
▲アラブのことを、いろいろ教えてくれる
いろいろ説明(英語)し、熱心に「遠慮せず何でも聞いて欲しい」と言ってくれたので、せっかくだからいくつか聞いてみました。
頭の白い布の下にかぶっている小さな帽子は、布がずれないようにするためであるとか、頭に乗せている輪は重しであるとか、女性のアバヤ(黒い衣装)は宗教的なものでなく地域的なものであるとか、結婚のことなども教えてくれました。
アラブ人の結婚は女性が家に入るもので、結婚したからといってカップルが家族から独立したりはせず、新婚夫婦は別に部屋を与えられてそこで一緒に暮らすそうです。
結婚相手は親や友人の紹介で決まることが多く、恋愛結婚は少ないといいます。
質問してみたところ、結婚相手を探す時、占いには頼らないとのことでした。占いに頼るスリランカや、新聞広告を打つインドとは大分違うようです。
ドバイでは学校でも男女は別々で、小さい頃から接触がないとのこと。女性はアバヤを着ていて、下手をすると目しか出していないので、結婚するまで相手の顔すら分からないのではないかと心配になりましたが、本人たちはあまり気にしていないようです。
彼らは妻を4人まで持つことが許されますが、複数の妻を持つ人は現在では少なく、離婚も可能だと言っていました。
気さくな男性で、立派な顔立ちをしていたがまだ24歳だそうで、ドバイとニューヨークで2つの大学を卒業したと言っていまいた。ドバイにいる人たちは、ローカルも外国人もとても分かりやすい英語を話します。欧米人も、ロシアやヨーロッパの人が多いため、この国では英語は外国人同士のコミュニケーションツールなのでしょう。
▲リラックスした雰囲気で話す
彼は自分たちローカルのアラブ人のことを、「エミラティ」と言い、ドバイ市内で出されるものではなく、ここで出される食事が本当のドバイの食事だと言っていました。
客人が来るとまず小さなアラビックコーヒーを出し、たっぷり出すとお腹が一杯になってしまうので、小さなものを出してもてなすそうです。
▲カレー(手前)とデザート
2種類のカレーがありましたがほとんど辛くなく、全体にマイルドな味付けでした。丸いドーナツ生地にナツメヤシのシロップをかけるデザートは、参加者に好評でした。
▲ビリヤニなど、ライス類
「あなたは食べないの」と誰かが聞くと、「私が一緒に食べると、正しい食べ方を見ようとしてあなた方がリラックスして食べられないでしょう。だから私は後で食べるのです」と言っていました。
▲ドバイの伝統食をいただく
そこまでアラブ文化の吸収に熱心ではないし、日本人的には一緒に食べてくれないとむしろ気をつかうのですが、ちょっと解釈が違うようです。そして、後で本当に食べていたのが少し面白かったです。
残り物は持ち帰れと言って容器を持ってきてくれたので、遠慮なくいただきました。
当初思っていたのと違ったものの、なかなか面白い体験で、翌日、我々の写真が思いきり彼らの施設のfacebookに上げられていたのも笑ってしまいました。
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