羽田からエミレーツ航空のビジネスクラスに搭乗しました!|エミレーツ航空ドバイ旅行記!

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羽田からエミレーツでドバイへDubai Report2

羽田空港の通信環境は?

羽田空港 国際線ターミナル
▲羽田空港 国際線ターミナル

羽田空港では全域でWiFiが入るそうです。ただ、通常電波がバッチリ入っていたので、facebookに写真をアップする程度なら、WiFiにつなげなくてもストレスがありませんでした。

また、チェックインする前から、あちこちに充電のできるスペースがあります。ただ、エミレーツ航空の機材は、エコノミーでもUSBポートがあるので、スマートフォンを充電できました。今回の私のように、一日働いてから夜出発する場合、既にバッテリーが減っているのでありがたいです。そうしたことから、充電用のコードは預け入れ荷物に入れず、手元に持っておきましょう。

ビジネスクラスにアップグレード!

エミレーツ航空のチェックインカウンター
▲エミレーツ航空のチェックインカウンター

カウンター前に集合して各自チェックインを済ませると、エミレーツ航空の計らいで往路はビジネスクラスの利用となりました(あくまで視察です)。

参加者全員がアップグレードできたわけではないようなので心配していると、復路で残りの人を上げるから心配はいらないとの説明がありました。

ビジネスクラスの搭乗券
▲エミレーツ航空、ビジネスクラスの搭乗券

これで安心して搭乗できます。両方体験できるなら視察として最高なので、できるだけ詳しくレポートしてみようと思います。

ビジネスクラス用、サクララウンジ

羽田空港のさくらラウンジ
▲羽田空港のさくらラウンジ

サクララウンジを視察しました。今年の3月に改装したばかりで、「モダンジャパニーズ」と「Room to Room」いう2つのコンセプトでつくられ、空間ごとに趣が異なるのだそうです。

ターミナルの4階と5階、計3か所に分かれており、全部足した座席数は585席もあるそうです。カウンターはきれいで、構えも立派です。

さくらラウンジの中
▲ダイニングエリア

これは本館4階のダイニングエリアです。ラウンジ内は広く、出発前の人たちが多くいました。いくつもの航空会社が共同で利用するためか、結構にぎわっています。

これはカウンター型ですが、もっと寛げるソファ席や、ファミリーにも向いたテーブル席もあり、5階はもっとプライベート感の強い、ビジネス向きの席があるそうです。

混んでいたため、あまり写真を撮りませんでしたが、軽食の他にドリンク類もいろいろと用意されていました。

EK313便のビジネスクラスに搭乗!

ドバイの天候は全て晴れ
▲ドバイの天候は全て晴れ

しばらく空港のショップを見てから搭乗口の近くで待っていると、搭乗口の上に掲示板がありました。それによればドバイの天候は見事に全て晴れ。さすがはあまり雨の降らない地域です。最高気温はドバイにしてはまだそれほど高くない様子で、この分だと快適に視察を始められそうです。

 ◆ドバイの季節と気温◆
ドバイの季節は日本と似ており、7、8月が最も暑くて1、2月が最も涼しい。ただし気温は全体的に10度増し。7月、8月は40度を超える猛暑となり湿気も多く、夏の街歩きはほとんど不可能で、砂漠の夜でも暑いのでデザートサファリにも向かない。
12月から2月頃は最高気温が20〜25度程度で市内観光にはベストシーズンとなる。ただ、涼しくてビーチやプールで泳げなかったり、夜の砂漠では寒かったりするため、必ずしもこの時期がいいとは言えない。夏でも巨大なショッピングモールの中を歩く分には関係ないし、高級ホテルの料金も真夏には下がる。ドバイの暑さを体験してみるのも話のタネになるし、移動は車が中心なので、過ごし方によっては夏もいいかもしれない。
今回は5月の出発だが、朝からプールで泳ぐことができ、街歩きも多少なら大丈夫。砂漠の夜は気持ちのいい気温だった。案外バランスのいい、ベストシーズンかもしれない。

席に座ってしばらく待っていると、パーサーやアテンダントが近くに集まってミーティングを始めました。お菓子などを交換して和気あいあいとした雰囲気です。しばらく待って時間が来たので、先に乗り込んだアテンダント達に続いて、エミレーツ航空の機内に向かいました。

機内に乗り込むアテンダントたち
▲機内に乗り込むアテンダントたち

ビジネスクラスの座席

座席のつくりや大きさ、サービスは、さすがにドバイのエアライン、エミレーツ航空です。

あまり乗る機会もない豪華なシートですので、できるだけご紹介してみます。色使いも品がいいですね。あちこちに仕掛けがありそうなのでよく見てみます。

ビジネスクラスシート
▲ビジネスクラスのシート

機内に乗り込み座席へ行くと、ビジネスクラスの後ろの方の座席だったため、すぐ後ろのエコノミー席が見えました。もちろんエコノミーも快適なのですが、座席の大きさの違いは歴然です。
(ちなみに帰りはエコノミーでしたので、またご紹介します)

エコノミークラスシート
▲エコノミークラスのシート

往路は夜行便なので、あまり機内食が出ないのは残念ですが、飛行時間は復路より2時間長く11時間ほどあるため、体を伸ばして寝ていけるのは本当にありがたいです。

ビジネスクラスのサービス

エコノミークラスと違う点は、席につくとすぐにシャンパンやソフトドリンクのサービスがあることです。離陸前に早速シャンパンをいただき、シートの装備を順に吟味してみました。

ドリンクサービス
▲搭乗してすぐのドリンクサービス

シャンパンとナッツ
▲ナッツもオーブンで温めてある

シャンパンのグラスは、グラス用のホルダーにスッポリ入ります。安定して倒れる心配のないのがいいですね。その下の部分には、引き出して使える小さなテーブルがあるのでナッツの小皿を置きました。

このナッツの盛り合わせも、ちゃんとオーブンで温めてあります。袋でポンとくれるエコノミークラスとは違います。

このあたりに、ビジネスクラスのサービスへのこだわりが見えます。

座席の機能を徹底的にチェック!

座席は大きく、手元のボタンひとつでほぼフラットになります。レッグレストも大きく前方に伸びるため、私の身長(185cm)で足を伸ばしてもかなりの余裕がありました。大柄な西洋人でもゆとりを持ってくつろげるだけの大きさがあります。

座席操作用のボタン
▲座席の操作ボタン

寝返りも打てるし、あぐらをかくこともできました。これなら長時間乗っていても疲れません。

倒すとほとんどフラットになるシート
▲倒すとほぼフラットになるシート

エミレーツ航空のホームページによれば、ライフラット・シートという記載がなされています。

水平ではなく、少しだけ傾いていますが、シート自体はほぼフラットになります。また、リクライニングしても後ろの席への影響がないので、気兼ねも不要です。思いっきり倒せます。

シート背面の大きな画面
▲シート背面の大きな画面

画面の大きさは十分です。これなら映画を見ても迫力があります。ラインナップは大量にあり、長いフライト時間も退屈しません。

各席にはペットボトルの水が用意され、靴を脱いでしまえる場所も下の方にあります。

靴を脱いでしまえる
▲靴を脱いでしまえる

アイマスクと機内用のゆるい靴下も配られますので、靴下を履き替えてリラックスし、アイマスクをかけて静かに休むことができます。


▲機内用の靴下とアイマスク

ビジネスクラスの仕切り
▲隣の席との仕切り板

この仕切り板は、電動でもっと高くまで上がります。ちょっとボタンを押してみます。

仕切り板を上げたところ
▲仕切り板を上げたところ

こんなに高く上がりました。お二人の旅行なら下げて仲良く、お一人なら上げて、プライベート感を強めて過ごすことができますね。


▲オーディオ用のジャック差込口とコントローラー

座席の脇にあるジャックとコントローラーです。うまくコンパクトにまとまっています。


▲コンセント(110V)とUSBポート

カメラやノートパソコン、スマートフォンなどの充電が可能です。長いフライトですので、ノートパソコンを使いたい方も多いと思います。そんな時に助かりますね。

また、日本からドバイに行くと、早朝に着いてそのまま観光に向かうことが多いため、カメラやスマートフォンなどを充電しておかないと観光初日にバッテリーが上がってしまうことがあります。充電コードなどが機内預け入れ手荷物に入っていると、せっかくコンセント等があっても充電できません。持ち込み荷物に入れておくようにしましょう。

◆エミレーツ航空のビジネスクラス◆
機内のゆとり、シートの大きさと装備は申し分なく、10時間以上乗っていても全く疲れませんでした。大きな画面で映画は見放題だし、お酒は頼めば持ってきてくれます。

本格的に寝たい人のためにマットレスが用意されていて、離陸して水平飛行に移ると乗務員が白いマットレスを持って歩き、座席に敷こうかと聞いてまわっていました。今回はもらいませんでしたが、もらっていれば完全な寝床の出来あがりです。

日本線では各クラスに2名ずつ日本人のキャビンアテンダントが乗っているため、細かいリクエストもしやすいでしょう。

前方の大きな画面と横の小さなコントロール用画面はタッチパネルで操作できますが、なぜか感度は今一つで、少し強く押さないと動かないため、スマートフォンの操作に慣れていると少々もどかしい時がありました。その場合はシート備え付けのコントローラーを外して操作すれば大丈夫です。映画はもちろんオンデマンドで、豊富なプログラムから見たい時に好きなものを見られます。

夜景と星空を見ながらテイクオフ

定刻より早い出発の予定でしたが、少し遅れた人がいたようで、結局は少し遅れて出発しました。夜行便なので、外を見れば東京の夜景が見え、天井にはエミレーツ航空名物の星空が光っていました。


中央に写る羽根の向こうに夜景が見える


▲天井にはエミレーツ航空名物の星空(エコノミーも同じ)。

機内食

軽食用のメニュー
▲軽食のメニュー

深夜なので機内食は軽食ですが、お寿司プレート、野菜パイ、トマトのペンネ、(なぜか唐突に)焼きそばから選ぶことができます。

お酒とドリンクについては、およそ何でも頼むことができます。

ハイネケン、バドワイザーなどのビール、各種のカクテル、ワイン、ジン、ラム、ウイスキー、コニャック、ウォッカ、日本酒など。

まさに空飛ぶバーのようで、しかも全部無料!夢のような場所ですね。

バーサービスのメニュー
▲バーサービスのメニュー

夜行便の食事は軽めですが、足りない場合は、頼めばカップヌードルを持ってきてくれます(これはエコノミーも同様)

カップ麺ももらえる
▲お腹が空けば、カップ麺ももらえる

さて、食事の時間なのでテーブルを用意します。どこからテーブルが出てくるかお分かりでしょうか。


▲テーブルを出す前

テーブルを出すところ
▲パカッと横に開いて引き出すと

テーブルを開いたところ
▲大きなテーブルが現れた

軽食の野菜パイ
▲軽食メニューの中から選んだ野菜パイ

お酒はちょくちょくもらいましたが、夜も遅いので食事は軽めにします。

ドバイでの食事に備えて、朝食も軽めに




朝食も、オムレツを抜いて軽くいただきました。

10時間以上もゴロゴロして飲み食いしていてはさすがによくないし、ドバイでおいしいものを食べる機会がたくさんあると思うので少し節制しておきます(と言いつつワインなどはしっかりもらいました)。

パンもちゃんと温められて出てきました。機内でよくここまでのサービスを提供できると感心してしまいます。

夜明けの風景
▲電動の窓カバーを開けると夜が明けていた

ビジネスクラスの朝食
▲ビジネスクラスの朝食。パンが温かい


電動式のブラインド
▲窓のブラインドも電動式

ビジネスクラスでの過ごし方

せっかくのビジネスクラスです。ずっと寝てしまうのはもったいないので、食事をして映画を見てから4〜5時間寝て、起きてまた映画を見ながら朝食をもらいました。

乗ってすぐに一杯飲んで、マットレスをもらって寝られるようになったら、ビジネスクラスを乗りこなしていると言えるのかもしれませんが、私にはその境地はまだ遠いようです。

◆食事の形態◆
ドバイもそうですが、ホテルでの食事はビュッフェが多くなります。豊富な朝食ビュッフェは楽しいものの、例えば昼も夜もビュッフェが続くと多少は飽きてしまいます。そんな時はアラカルトやセットメニューのレストランに入ると、座ったまま待っていれば、自分のためにつくった温かい料理を持ってきてくれるので気分がいいです。

その点からすると、その気になれば半ば寝転がった状態で好きなものをオーダーできるビジネスクラスの食事は、最も贅沢と言えるかもしれません。ただ、どの食事形態もずっと続くとそれぞれ良くない点がありますので、メリハリをつけ、バランスを取っていくのが、旅の食事を快適に楽しむコツだと思います。

ドバイに到着!

窓から外から見ると陸地が見えました。どうやらアラビア半島に入ったようです。

▲窓の外を見下ろすと陸地が見えた

エミレーツ航空のビジネスクラスは本当に快適で、フライトの長さをあまり感じないほどでした。


▲名残惜しいシートにお別れ

こんなに快適な場所なら、いつまでも乗っていたいところですが、それでは視察旅行の意味がありません。

さあそろそろドバイに到着です。

UAE内、無料送迎サービス

ちなみにビジネスクラスを利用した方は、ドバイ空港からはUAEのどこへでも、無料の送迎サービスがご利用いただけます。空港を出てすぐのところで見つけることができました。

ボルボの専用車
▲ボルボの専用送迎車

羽田からドバイまでは長いですが、これだけのビジネスクラスに乗れればフライト時間など苦になりません。

むしろずっと乗っていたいところでした。

⇒エコノミークラス、ビジネスクラスの料金表はこちら

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