◆ドバイの季節と気温◆ ドバイの季節は日本と似ており、7、8月が最も暑くて1、2月が最も涼しい。ただし気温は全体的に10度増し。7月、8月は40度を超える猛暑となり湿気も多く、夏の街歩きはほとんど不可能で、砂漠の夜でも暑いのでデザートサファリにも向かない。 12月から2月頃は最高気温が20〜25度程度で市内観光にはベストシーズンとなる。ただ、涼しくてビーチやプールで泳げなかったり、夜の砂漠では寒かったりするため、必ずしもこの時期がいいとは言えない。夏でも巨大なショッピングモールの中を歩く分には関係ないし、高級ホテルの料金も真夏には下がる。ドバイの暑さを体験してみるのも話のタネになるし、移動は車が中心なので、過ごし方によっては夏もいいかもしれない。 今回は5月の出発だが、朝からプールで泳ぐことができ、街歩きも多少なら大丈夫。砂漠の夜は気持ちのいい気温だった。案外バランスのいい、ベストシーズンかもしれない。 |
◆エミレーツ航空のビジネスクラス◆ 機内のゆとり、シートの大きさと装備は申し分なく、10時間以上乗っていても全く疲れませんでした。大きな画面で映画は見放題だし、お酒は頼めば持ってきてくれます。 本格的に寝たい人のためにマットレスが用意されていて、離陸して水平飛行に移ると乗務員が白いマットレスを持って歩き、座席に敷こうかと聞いてまわっていました。今回はもらいませんでしたが、もらっていれば完全な寝床の出来あがりです。 日本線では各クラスに2名ずつ日本人のキャビンアテンダントが乗っているため、細かいリクエストもしやすいでしょう。 |
◆食事の形態◆ ドバイもそうですが、ホテルでの食事はビュッフェが多くなります。豊富な朝食ビュッフェは楽しいものの、例えば昼も夜もビュッフェが続くと多少は飽きてしまいます。そんな時はアラカルトやセットメニューのレストランに入ると、座ったまま待っていれば、自分のためにつくった温かい料理を持ってきてくれるので気分がいいです。 その点からすると、その気になれば半ば寝転がった状態で好きなものをオーダーできるビジネスクラスの食事は、最も贅沢と言えるかもしれません。ただ、どの食事形態もずっと続くとそれぞれ良くない点がありますので、メリハリをつけ、バランスを取っていくのが、旅の食事を快適に楽しむコツだと思います。 |
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