スリランカの紅茶がおいしい理由と、スリランカ旅行でセイロンティーを満喫する方法♪

スリランカ旅行で紅茶を飲むと、「日本で飲むよりずっとおいしい!」と言う方が大勢いらっしゃいます。

日本にもスリランカから大量の紅茶が輸入されていて、実はおなじみの紅茶飲料やティーバッグなどにも、スリランカの紅茶、セイロンティーが多く使われています。

例えばキリンの「午後の紅茶」にもスリランカ産の茶葉が使われているので、私たち日本人は知らないうちにずっとスリランカの紅茶を飲んでいるんです。

スリランカの紅茶がおいしい理由と、スリランカを旅行中にセイロンティーを満喫できる方法をご紹介します♪

スリランカの紅茶がおいしい理由

その1 地形と気候が紅茶栽培にピッタリ!

シギリヤロックのような岩山

▲標高が高めで、深い森が広がるエリア。いかにも涼しくて霧の出そうな地形が紅茶にピッタリ!

スリランカは常夏の国ですが、小さな国土に似合わず各地の標高差が大きく、場所によって気候がかなり違います。

なかでも涼しくて雨や霧の多い中央高原地帯は紅茶栽培にピッタリの環境で、非常に良質のものがつくられています。

その2 産地によって違う味を楽しめる!

ズラリ並んだディルマの紅茶

▲スリランカの紅茶でも、産地によって色も味も異なる(コロンボの紅茶カフェ、t-Loungeにて)

大きく分けると、スリランカでは産地によって5種類の紅茶が栽培されていて、ウバ、ヌワラエリヤ、ディンブラ、キャンディ、ルフヌという品種は、それぞれ味も個性も異なります。

例えば高原でつくられた茶葉は色が鮮やかで香りが高く、ストレートで飲むのに適し、低地の紅茶は色が深くて味が濃く、ミルクティーに向きます。

ひとくくりにセイロンティーといっても、いろいろな味を楽しむことができるため、好みの違いをカバーして、より多くの人に紅茶を楽しむ機会を与えてくれます。

その3 紅茶の味は、茶葉の鮮度によって大きく変わる!

紅茶ショップの上にある茶畑

▲紅茶の味わいは、鮮度によって大きく変わる!

普段私たちはあまり意識しませんが、実は紅茶は、茶葉の鮮度が味に大きく影響する飲み物です。

入れ方や茶葉の品質、水質の違いなどもありますが、スリランカで飲む紅茶が日本で飲むよりはるかにおいしいのは、鮮度の違いが大きく関わっています。

そのため、お土産に買って帰っても、輸入されたものよりずっと鮮度が良いため、日本で飲んでもおいしいと感じます。

その4 ティーバッグより、茶葉で入れた紅茶の方がおいしい!

キャンディ 紅茶工場

▲紅茶工場で加工途中の茶葉(キャンディ)

日本で紅茶を飲む場合、手軽なティーバッグでいれたものを飲むことが多いことでしょう。

でも、ティーバッグ用には「ダスト」といって砕けた細かい茶葉が使われることが多く、バッグがあることで少し味を損なってしまうこともあります。

スリランカで紅茶を飲む時は、茶葉でいれたものが出てくるのが普通ですから、これも味に大きく関わっています。

その5 スリランカの水が、紅茶をおいしく飲むのに適している?

ルヌガンガの水辺

▲豊かな自然が育んだ水が、紅茶をおいしくする?

水は、溶け込んでいるカルシウムとマグネシウムの量によって「硬水」と「軟水」に分けられます。

一般的には軟水の方が紅茶の柔かい香りを引き出してくれると言われ、硬水は茶葉から成分を抽出する力が強いため、紅茶の色が強く出過ぎて水色(すいしょく)が黒くなったり、必要以上に渋みが出てしまうとされます。

このことからすると、スリランカの水は硬水なので、紅茶には向かない気がしますが、実際に飲むとおいしいので不思議です。

紅茶をいれる水(その時はお湯)には、空気を多く含む方がよく、ペットボトルのミネラルウォーターを使うより、水道水を使う方がおいしいとされます。この空気の量なども味に影響を及ぼしているのかもしれませんね。

 

本場のセイロンティーをたっぷり満喫する方法♪

観光中の立寄りにぴったり!スリランカの紅茶をカジュアルに楽しめるカフェに行こう!

t-Lounge

▲コロンボにあるt-LOUNGE。ロゴが漢字の「七」のようにも見える

例えば、スリランカの紅茶で有名な「ディルマ(Dilmah)」が、ティーラウンジ(t-LOUNGE)というカフェを経営しています。

本格的なスリランカ紅茶を、300円前後という価格で楽しめるのでおすすめで、コロンボだとダッチホスピタルのすぐ裏にあります。

買い物の途中で立ち寄れば、カジュアルでモダンな雰囲気の中で、おいしい紅茶をリーズナブルに楽しむことができます。

漢字の「七」のようにも見えるロゴが目印です。
t-Loungeのカウンター

▲ディルマ社の運営するカフェ、t-Lounge

紅茶じゃないようなフワフワ感がまるでスイーツ!地元の人の飲み方「キリティー」で飲んでもおいしい!

▲キリティーをつくるところ(動画)

スリランカでは、紅茶をストレートではなく、粉ミルクを入れた甘いミルクティーとして飲むのが定番です。

「キリティー」と呼ばれる、ポットからポットへと何度も勢い良く移し替えてつくられた味わいはたまりません。

紅茶は湯に空気を含んだ方がおいしく感じるため、お湯を沸かす時は沸騰する寸前で火を止めると良いそうですが、泡になるくらい空気たっぷりにすることで、独特の味わいが生まれるのかもしれません。スリランカのカフェなどで、ぜひキリティーを試してみてください。

ちょっぴりセレブな体験を♪午後の優雅なひと時を過ごせる、ハイティー(アフタヌーンティー)

ハイティー

▲たっぷり紅茶の入ったポットと、ハイティースタンド

もっと優雅にティータイムを楽しむなら、ハイティー(アフタヌーンティーとも言う)で午後の紅茶タイムをお楽しみください。

ハイティースタンドに盛りつけられた軽食(サンドウィッチやスイーツ)をつまみながら、たっぷり紅茶の入ったポットからカップに注いでセイロンティーを楽しみましょう。

軽食といっても結構ボリュームがあるので、その日は昼食が夕食をうんと軽めにすると楽しめます。

 

いかがでしょうか。スリランカで飲む紅茶は本当においしいので、コーヒー党の方も、スリランカではぜひ紅茶をお試しください。

本場で飲む紅茶は、普段飲むものとは別物に感じられるかもしれませんよ。

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