何でも手づくり!大分県の農家民宿「森のぶらんこ」に泊まってきました♪

こんにちは。株式会社いい旅の黒崎です。

大分県竹田市で、「森のぶらんこ」という農家民宿に宿泊してきました。

ここのご主人はとても器用で、何でも手づくりで作ってしまう上に多趣味な人でした。

目に入るもの全てが手づくりと言っても過言ではない、独特の空間をご紹介します。

森のぶらんこにて

▲農家民宿「森のぶらんこ」のご主人と奥さん(と私)

民泊とは異なる、農家民宿

最近では、訪日旅行に絡んで民泊(みんぱく)という言葉が話題になっていますが、農家民宿は旅館業法に則って、ちゃんと許可を取得した施設です。

大抵は田舎の民家なので、家が狭いということはあまりないのですが、一般的にはトイレやお風呂はホストと同じものを使うケースが多く、料金が安い代わりにちょっと不便なところがあります。

その点今回宿泊した「森のぶらんこ」は、母屋とつなげて宿泊客用の別棟を建てているため、トイレとシャワールームが別にあるのが特徴です。

また、その名の通り室内にブランコもあります。

森のぶらんこ

▲室内に吊られたブランコ

広い洗面所

▲広い洗面所。奥にシャワールームもある

ご主人の作品と趣味を紹介!

コテージの中は、ご主人の甲斐(かい)さんの作品で溢れています。

目に入った順、ご主人に見せられた順にご紹介してみます。

ブランコとテーブルとコテージ

建物に入ると、まずブランコと大きなテーブルが目につきます。

このブランコはもちろん、テーブルとイスもご主人の手づくりだそうです。

よくこれほどきれいに作れるものだと感心していると、ご主人は林業も行っていて、何と建物に使用している木材も自ら育てたものだそうです。

さすがに家を自分で建ててはいないと思いますが、ヒノキ材などをふんだんに使った非常に贅沢なコテージで、外見はパッとしないのですが、中に入ると非常にきれいです。

森のぶらんこ

▲外見より中はずっとキレイ

美しい風景写真

また、リビングにかけられた数々の写真は、ご主人が自分で撮ったものだそうです。

アマチュアとは思えない見事な作品で、同行していたプロのカメラマンも感心していました。

美しい風景写真

▲美しい風景写真

だるま

この地方で「姫だるま」と呼ばれる達磨も、ご主人の作品です。

木を育てて、その木で何でも作ってしまうのはすごいですね。

オーディオ(の外枠)

雰囲気のいいオーディオセットだと思ったら、外側の木の部分はご主人の作だそうです。

計ったように(実際計ったのでしょうけれど)オーディオセットにぴったりで、その作業精度に再び驚かされます。

趣味の釣り

作品ではないですが、釣りも趣味にしているそうです。

リビングには釣竿が置かれて、その近くにはご主人が釣りあげた鯛(体長73cm、重さ5.2kg)の魚拓がありました。素晴らしいですね。

魚拓 森のぶらんこ

▲鯛の魚拓

寝室と食堂

寝室は寝るだけなのでこぢんまりとしていますが、今回は非常に寒かったのでむしろ好都合でした。

また、ちゃんとエアコンがついていて、布団も電気で温まるようになっているので、寒くても安心です。

寝室は2つですが、グループでの宿泊などではリビングを使用することもあるそうです。

森のぶらんこ

▲寝室

今回の宿泊は私を含めて2名だけだったせいか、食事は母屋でご夫婦と一緒にいただきました。

メインは2時間ほど離れた海で釣ってきたという、天然の鯛を使った海鮮鍋です。

寒いので鍋がありがたいです。

海鮮鍋

▲天然の鯛を使った海鮮鍋

ダイニングには、ご主人がもらったという数々の賞状が飾られていました。

登山界の発展に寄与、動植物の保護に貢献、木彫りのコンクールで最優秀賞など、多彩ぶりに圧倒されます。

数々の賞状

▲数々の賞状

また、ご主人は酒もたばこもやらないそうですが、置いてあるお酒は自由に飲んでいいと言うのでいただきました。

昼にお菓子づくりの体験をしていて、温泉上がりにビールと名物の唐揚げをやっつけていたので、お腹が膨れてしまっていたのが残念!

自由に飲んでいいお酒

▲自由に飲んでいいお酒

何とも気さくな甲斐ご夫婦は、海外旅行もたくさんしていて話題も豊富です。

夕方6時から食卓を囲んで、いろいろな話をしていると、あっという間に数時間が経ってしまいました。

翌朝も地元の食材を使った奥さんの手料理をいただいて、ご夫婦とお別れです。

今回は時間が無く、あまりに外が寒かったので見学できませんでしたが、油圧式の薪割り装置など、興味をそそられるものがたくさんありそうでした。

いろいろご馳走さまでした!(黒崎)

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